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オーナー高橋あい 画像
ヘッドスパ専門店なぎいろ【プーラ式ヘッドスパ押上スカイツリー店】オーナー高橋あい

高橋 あい

美容師免許 第79540号

毛髪診断士 会員番号12645

 

はじめまして。ヘッドスパ専門店なぎいろ のオーナー高橋あいと申します。

 

これから私の歩んできた道と、「なぎいろ」に込めた想いをお話しします。


子供の頃 - 美容との出会い

千葉県市川市で三姉妹の長女として生まれた私は、中山競馬場のすぐそばで育ちました。幼い頃から乗馬教室に通い、馬との触れ合いを楽しみました。馬のブラッシングや蹄の手入れを通して「一頭一頭の個性を大切にすること」「丁寧なケアが美しい馬を創り出すこと」を学びました。この経験は、今の私の原点になっています。

 

運動も大好きで、水泳、バスケットボール、陸上など、様々なスポーツに挑戦し、いつも体を動かしていました。今思えば、この活発さが美容師の長時間の立ち仕事に役立っているのかもしれません。

 

小学生の頃は、母に連れられて美容院に行くのが楽しみでした。美容師さんがお客さんと笑顔で会話する姿、施術後のお客さんが輝いて見える瞬間。その時、心の中でつぶやいたのです。「私も、こんな素敵な仕事がしたい」と。美容師さんの手さばきや、お客さんの表情の変化を食い入るように見ていたことを、今でもはっきりと覚えています。その頃から私は『美容師』という仕事に強い憧れを抱くようになりました。

美容学校時代 - 夢への一歩

高校生になって将来のことを真剣に考えた私は、美容師の道に進むことを決意。当時、テレビドラマの影響もあり、美容師は人気の職業でした。私もその波に乗ったひとりでしたが、同時に幼い頃からの夢を実現させる機会だと感じていました。

 

憧れの日本美容専門学校に入学し、個性豊かな同級生たちと切磋琢磨しながら技術を磨きました。カットの基礎からカラーリング、ネイルアートまで、幅広い技術を学ぶ日々は刺激的で充実していました。

 

 


しかし、楽しいことばかりではありません。特にワインディングの練習では何度も失敗して、くじけそうになることもありました。髪の毛を巻く角度やテンション、そしてスピード。全てを同時に考えながら作業することの難しさに、何度も壁にぶつかりました。

それでも諦めずに努力を続けた結果、ついに賞をいただくことができました。技術を磨くことの楽しさと奥深さを実感した瞬間です。

 

学生の頃はコンビニ、ガソリンスタンド、居酒屋などたくさんのアルバイト経験をしました。中でもガソリンスタンドでの経験は私にとって大きな成長の機会でした。天候に関わらず笑顔で接客することの大切さを学び、様々な年代のお客様と接する中で、人と話すことの楽しさ、コミュニケーションの大切さを実感しました。

 

美容師としての歩み - 挫折から再起へ

美容師としてスタートを切ったものの、厳しい現実に直面しました。残業、休日出勤は当たり前の生活が続き、時には体調を崩してしまうことも。

 

お客さまの「ありがとう」の言葉や、鏡を見て笑顔になる瞬間を見るたびに喜びを感じつつも、このまま続けられるのかという不安が募る日々が続きました。

 

そして家族の心配もあり、美容業界を離れることになったのです。事務職に転職し、規則正しい生活になったおかげで体調は徐々に回復しましたが、どこか心にぽっかりと穴が開いたような感覚がありました。直接お客さまと触れ合い、魅力を引き出すことができる美容師という仕事に未練を感じていたのです。「もう一度美容師として頑張りたい」という思いが、心の中で次第に大きくなっていきました。

 

結婚して子育ても落ち着いた頃、以前よりも労働環境が改善されていたこともあり、再チャレンジを決意。ブランクがあることへの不安もありましたが、再び美容師としての道を歩み始めました。

プーラ式ヘッドスパとの出会い

復帰後、シャンプーの口コミが高評価なカラー&ヘッドスパのサロンで働くことになりました。多くのお客さまから支持を集めていたそのサロンで、私もシャンプーやヘッドスパの技術を学び、やがて店長を任されるまでに成長しました。

 

お客さまからの「気持ちよかった」の一言が何よりうれしく、特に、ストレスを抱えていたお客さまが、ヘッドスパの後に見せる笑顔には、大きな感動を覚えました。

 

 


「もう終わっちゃったの?」というお客さまの言葉は、ヘッドスパの効果がいかに心身に深く作用しているかを教えてくれました。

 

一方で「なぜこのような効果が得られるのか」を科学的に説明できない自分に、もどかしさも感じていました。そしてより深い知識と技術を身につけたいという思いが強くなり、私の探究心は日に日に膨らんでいきました。

 

そんな時、まるで運命に導かれるように出会ったのが、プーラ式ヘッドスパです。プーラ式ヘッドスパは、ただのリラクゼーションではありません。身体の奥深くに潜むコリを根本から解きほぐし、心と体を一体となって癒すそのアプローチは、私にとって新たな希望の光でした。

 

「プーラ式ヘッドスパの技術を習得し、自分のお店を持ちたい。」そう決意した私はすぐにアドバンスコースを受講しました。開発者である辻さんから受けた指導は、単なる技術の習得にとどまらず、解剖学や五感学に基づいた深い理解を伴うものでした。頭蓋骨の構造や神経の流れ、筋肉のつき方まで、全てが科学的に裏付けられた技術。その奥深さに触れるたびに、私はこの道に大きな希望を感じました。

 

夢への挑戦 - お店をオープンするまで

外観画像
ヘッドスパ専門店なぎいろ【プーラ式ヘッドスパ押上スカイツリー店】外観

「自分のお店を持ちたい」という夢を実現させるべく、夫の協力のもと起業を決意。スペシャリストコース(起業コース)も受講しました。

 

しかし、お店を開くまでの道のりは決して平坦ではありません。理想の物件探しや事業計画書の作成に苦戦しながらも、経営者としての視点を学び、自分の夢を一つ一つ形にしていきました。

 

 


技術の習得にも壁がありました。頭のてっぺんまで響く不思議な感覚、手の角度や力加減で全然違う反応が返ってくる。難しいけれど、もっと極めたいという探究心が湧いてきました。一つの技術を習得するたびに、さらに深い奥行きが見えてくる。その面白さに、夢中になっていきました。

 

プーラ式ヘッドスパは、日本一を目指しています。その目標は、一人ひとりがエリア1位のヘッドスパサロンになること。私も、東東京の代表になれるよう日々努力します。

 

髪質や頭皮の状態は人それぞれ。お客さま一人ひとりに合わせたケアをしたいという思いから、毛髪診断士の資格も取得しました。この資格を活かして髪の悩みを解決し「キレイ」を引き出すお手伝いをしたいと考えています。